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2012年9月13日木曜日

【遠方からの声】「ふくしま集団疎開裁判」へのおもい

明日、石川県から上京し、文科省前抗議行動に参加される井家祥子(いのいえしょうこ)さんからメッセージを寄せていただきましたので、ご本人の快諾を得て、転載しました。

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                                    井家 祥子
                                 2012年9月6日 
           「ふくしま集団疎開裁判」へのおもい

はじめまして、井家祥子と申します。よろしくお願い致します。

私は、ふくしま集団疎開裁判について、
この様な、子どもたちによる闘いが始まったことを、ツイッターで知りました。

「安全な環境で教育をうける権利」を、
子どもたちが求めなければならない現実の前に、同じ年頃の子どもを育てる母親として、
また、今を生きるひとりの大人として、
何もせず関心さえ持たない事は、国家犯罪への加担行為であると感じ、
これまで自分にできる事として、先ずは「周知」だと、
疎開裁判の情報拡散に努める毎日を送ってきました。

昨年、12月16日の一審の決定が出た日、
その記者会見をUSTで見ていました。
決定の内容・・
「他にも被曝する子どもたちがいるのだから、あなた方も被曝に耐えなさい。」
正しくはないですが、私には、このように非道なものに聞こえました。
それ以来、私の時間は止まったままに在ります。
同時に、わたしはこの国の本当の姿を知りました。
事故以来、それは、あらゆる事で思い知らされましたが、
この決定はそのことにトドメを指しました。
なぜ、日本国憲法はこれ程までに弱いのか・・
それでも、この国の憲法を信じたいです。信じて共に戦いたいです。

高線量の環境下に在る子どもたちを救えずに、
日本のどの子どもたちを救う事はできないと思っています。
未来に産まれくる命も救えないと思っています。

この国の大人たちが選んだ末の結果である、原発事故の責任を、
子どもたちの〝命〟で取らせるような真似だけはさせられない。
これまでの〝核〟の被害・・
チェルノブイリ事故の犠牲となった、多くの子どもたちが教えてくれている事を
無視する事は出来ない。させてはいけない。
私に何が出来るかは正直わかりません。
それでも出来ることを、精一杯していきたいと思っています。

 9月14日の抗議行動には、上京し参加させて頂く予定です。     

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